2021.05.15 Saturday
ラマザンバイラム
一ヶ月の断食が終わり、ラマザンバイラムを迎えました。
そんなトルコもロックダウンの最中で、
いつものようにコンヤへ里帰りも出来ず…
お店にも行けない日々を過ごしています。
家にこもる事が多い中、孤独な時間の有意義な過ごし方を見つける事と、
だからこそ外の世界と繋がることの大切さをひしひしと感じています。
オスマンは外の世界と繋がる為にインスタグラムの更新をこつこつと続け、
私の方は内なる世界を深める為にベンディルの練習を
こちらもこつこつと続けています。
半年程前から始めたベンディル、トルコのフレームドラムです。
幸運にも超一流の演奏家に直接教えて頂く機会を得て、
パンデミックの真っ只中ですが少人数での対面授業を続けていました。
が、しかし、、ロックダウンで3週間のお休み。
このまま夏休みに突入しそうです。
何でもかんでもオンラインが主流になってしまい
直接人に会う事すらためらってしまう場面も多い中、とても貴重な時間でした。
再開を願いながら、毎日毎日家でドゥンケテ叩いています。
毎日続けていると少しづつですが上達していくのを実感します。
最初はベンディルを支える左腕がすぐに痛くなっていたのが
今では1時間以上支え続ける事ができたり。
打つ方の右手が少しずつスムーズに速く動くようになったり。
先生の手本を見ながら「そんな叩き方でけへんわ〜」て言うてたのが
いつの間にか出来るようになってたり。
少しずつ、少しずつ。
そうして今は、56拍子の作品に取り組んでいます。
奥が深い、トルコ古典音楽の世界です。